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無垢な彼女
第4章 悪魔な彼女
「バイトってお前しなくても金あるじゃん」
「付き合ってから親からもらった金で雪ちゃんとの交際費払うのってどうかと思ってさ」
「付き合ってないのにもう付き合ったあとの事考えてるのか?……で、その話長谷川にした?」
「え?してないけど?」
「何真っ先に俺に報告してんだよ!その話ネタにして長谷川に電話でもしろよ!」
「あぁ!そうか!電話するキッカケあるじゃん!淳すげぇ!さすが!すぐ雪ちゃんに電話するよ」
「是非そうしてくれ」
淳に電話を切られて、速攻で雪ちゃんに電話をする。
そして雪ちゃんにバイトをすることにした話をした。
「そっか。働くって大変だと思うけど頑張ってね」
「あぁ!でも、雪ちゃんとの時間も作れる程度に働くから」
「なんであたしとの時間なの?」
「100回出来たら付き合うからだよ!」
「…あたし達付き合うこと決定してるんだ?」
「してるよ!俺100回やり遂げるし!」
「まだ4回なのにね?でも、もし途中で他に好きな子とか出来たり嫌になったら止めていいからね。っていうかもし、そうなったらもう一生付き合わないけど。二回目はないから」
「ならないって!俺の意志は固いんだ!」
「ふーん…そうなんだ」
その後もほとんど俺が喋ってたけどその後も会話は続いた。
好きな子と電話で話すだけでもこんなに楽しいもんなんだな。