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無垢な彼女
第4章 悪魔な彼女
「雪ちゃんごめん!ちょっと待ってティッシュ!」
ゴクンッ
「雪ちゃん!そんなの飲むなよ!」
「舐めたことあるから大丈夫だよ」
「あー…もう!」
雪ちゃんの口についたのはティッシュで拭く。
「放課後うちでもいい?」
「涼太のお家はだめ」
「今日誰もいないから」
「ダメ」
どこかのタイミングで雪ちゃんのTバック見たいのに…。
「あたしの家ならいいよ」
「雪ちゃんの家誰もいないの?」
「お母さんいるよ」
「それは特に駄目だろ!涼ちゃんも出せないから!」
「気にしないよ?うちが良いなぁ」
「……」
…でも、今日1回終わったし雪ちゃんと家デートってことで何もしなきゃいい話だからな。
そうだよ!そういう事だ!
「じゃあ、雪ちゃんの家行くよ」
「うん。じゃあ、放課後ね」
「放課後雪ちゃんの事迎えに行くから待ってて!絶対待ってて?先帰るなよ?」
「早く迎えに来てね?」
俺達は各教室に戻った。
一応念を押したけど、先に帰ってしまうんじゃないか不安だ。