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無垢な彼女
第4章 悪魔な彼女



「おいー!武山、プールの時の小山と一緒にいた地味な子と付き合ったんだってー?」

「適当に引っ掛かりそうな子捕まえたな!どうりであの後合流しなかったわけだな」

教室に戻るとプールに行ったメンバーに話し掛けられる。
淳は小山の終わってない夏休みの宿題を手伝っていていない。

「付き合ってないよ」

「もしかして遊んでやってんの?あの子地味でウブそうだから強く言えば言うこと聞きそうだもんな」

「んなことしねぇよ!バカにすんな!お前ら先にどっかいったから見てないと思うけど、お前らが思ってるほど地味な子じゃないから!」

すると、この中で一番寡黙な(ウォータースライダーのポロリの為に企画に参加した)鴨宮(カモミヤ)が口を開いた。

「…知ってる。長谷川は小山が連れてきた時から分析してる。メガネない顔と服の上からサイズ確認した」

「……鴨宮!!なんであの時教えてくれなかったんだよ!?」

みんな鴨宮の分析にはかなり信頼を寄せていた。
実際ほとんど的中している実はすごい奴だ。

「…俺は、長谷川よりも小山派だから興味はない」

鴨宮は小山の方を見て笑った。

「え?マジで?」

「淳と付き合ってますけど…?」

「…そこが特に良いんだ。あのイケメン顔と小山の絡んでる姿は絵になる…大野が小山にイタズラしてるところを想像するだけで…」

「あー!ここで妄想すんな!」

鴨宮もこんな性格じゃなければそれなりにモテる顔してるのに…。
残念な奴だ。

「アッハハ!鴨宮本当にツボだ!それより!長谷川さんのメガネなしの顔気になる!」

「涼太が付き合ってないなら狙おうかな」

「ちょ!メガネなしの顔見てないくせに何言ってんの!?まだ付き合ってないけど俺が先約済みだし!」

絶対こいつらの前で雪ちゃんのメガネ外させない!
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