この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
無垢な彼女
第1章 無垢な彼女


「今から通知表を配るが、必修科目の評価が1の科目がある者は夏休み中補習授業を行う。毎回テストするから合格点取れるまで補習だからなー」


まぁ、大丈夫だろ。
評価1なんて今まで見たことないし、そんなの取るって授業態度悪い奴くらいか?


通知表を返されて眺めると、去年より評価が上がっていた。
定期試験だけでもしっかり押さえておけば余裕の結果だ。


「なぁ、琴美………?」


琴美は机に伏せていた。


「どうした?具合悪いのか?」

「………淳君……琴美はもう駄目です………」

「何が?」

「……淳君は補習の科目何個あった?」

「ないけど」

「ほえ?」

「補習の科目ないけど……って…補習あんの?」

「淳君の通知表見せて!」


琴美に通知表を渡した。


「……はうぅ……淳君…頭良いんだぁ……4と5しかないよぉ…」

「…琴美の見るぞ?」


恐る恐る琴美の通知表を見ると…

まじかよ…必修科目の評価が1と2しかない…だと?

ってことは5科目補習だ。


「琴美の夏休みなくなっちゃったぁ…」

「だぁ!なくなってたまるか!全科目1回の補習で終わらせよう」

「…そっかぁ!1回で終わればいいんだよね!うんっ!琴美頑張るね!」


琴美もやる気満々だ。

補習のテストなんてその日やったものをすぐテストするわけだし、多分補習っていうくらいだからそんな難しい内容ではないはずだ。


「琴美は真剣に補習受けるのです!補習が終わったら連絡するからそしたらいっぱい遊ぼうね!」

「そうだな!頑張れ!健闘を祈る!」


よし。

長い夏休みの中の2、3日くらい我慢してやろう。

夏休み中には琴美と…。なんて下心もある。
/390ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ