この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
無垢な彼女
第4章 悪魔な彼女
部屋に雪ちゃんと二人きりになる。
「ゆーきーちゃん?」
「…」
めげるものか…
俺はベッドから降りて雪ちゃんの近くまで行った。
おう…足が棒のようだ…
「…雪ちゃん…抱き締めて良い?」
「…何で?付き合ってないのに…」
雪ちゃんの言葉はいつもと同じだけど、声が震えていた。
俺は躊躇なく雪ちゃんを抱き締めた。
すると…なんと、雪ちゃんがギュッと俺に抱き付いた。
「……ッ…抱き締めて良いなんて言ってない!」
「うん…ごめん…」
雪ちゃん泣いてる…うわぁー…可愛すぎる!
いつもあんな悪魔の微笑みを浮かべる雪ちゃんも女の子なんだなぁ…