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第4章 悪魔な彼女

バキッ

死角に着くと思い切り殴られる。
俺は簡単に殴り飛ばされてしまった。

「弱いくせにでしゃばってきやがって」

「…ｯ」

今までどんだけ平和に暮らして来たんだろう。
殴られるとこんなに痛いなんて…また痛いっていうのと感覚が違うような…。


無抵抗の俺に何度も拳が入った。
俺は歯を食いしばって耐えるしか出来ない。


こんな奴に反撃した手で雪ちゃんの事触れない。


絶対反撃なんかするもんか。