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無垢な彼女
第4章 悪魔な彼女
雪ちゃんと付き合って1ヶ月が過ぎた。
「……淳…小山と付き合ってどのくらいでセックスした?」
「ハ?唐突になんだよ」
「…付き合う前はあんな色々やったのに付き合ってからほとんど触らせてくれないんだよ……何でだよ…」
「それは俺に聞かれても…親いない時に自分の部屋連れ込んでみたらいいんじゃね?」
「うち母さんがほとんど家にいる…」
「バイトの金あるんだし、休みの日にラブホ行けば?」
「行ってくれない…」
「は?長谷川さんが?もしかしておあずけプレイしてんの?」
「それだったらもっと楽しそうにやってると思う…付き合ってから、あの悪戯大好きな雪ちゃんも見ないんだ」
「普通になったのか。それは良かったな」
「良くないよ!なんとなく俺のこと警戒してる感じもするし…」
「…旅行でも行って1日二人で過ごしてみれば?付き合ったら旅行行きたいって散々言ってただろ」
「旅行!!忘れてた!!そのためにバイトもしてたんだった」
最近一番いちゃついたのは修学旅行の時だったしな。
早速雪ちゃんに提案した。
「旅行?でも、あたしバイトしてないから旅行行くほどお金ないよ。親に頼まないと」
「大丈夫!俺は雪ちゃんとのデートの為にバイト代貯めてるから旅行代くらい出すよ」
「…そんなの悪いよ」
「雪ちゃんとデートに行くために貯めてたから気にすんなよ?まぁ…俺と旅行行きたくないならいいけど…」
「………涼太と旅行は行きたいけど」
「じゃあ、決まりな?」
やっぱりなんとなく大人しいよな…。
あのにっこりも最近見ないし。