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無垢な彼女
第6章 愛しの彼女
俺…雪ちゃんに告白する時、雪ちゃんと別れる時は雪ちゃんが俺の事嫌いになったときだとかくっさい台詞で決めたっていうのに、先ほどのアレは大馬鹿野郎でしかない。
自分から雪ちゃんを他の男に促すような事を…
昼休みが終わる前に雪ちゃんに謝りに行くことにした。
謝っても許してもらえないかも…いや!許してもらうまで誠意を見せるんだ!
「雪ちゃん!さっきの俺どうかしてたんだよ!本当にごめん!」
「………涼太。この前、一年生に告られてたよね?」
「エ!?なんでそのこと…!」
「……彼女欲しいならその子と付き合えば?」
完全に雪ちゃんを怒らせてしまったらしい…
当たり前だ。
俺は、感情に任せて最低な事言ったんだ。
あの時もっと気持ちに余裕があれば…