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無垢な彼女
第6章 愛しの彼女


次の日の朝は鴨宮の姉ちゃんが卵粥を作ってくれたりして、かなりお世話になってしまった。

さすがにこれ以上お世話にはなれない。


「えー?治るまでうちにいたらいいよ!一人じゃ大変だろ?」

「……本当にありがとうございます…彼女にメール送ったら看病しに来てくれるって言ってくれたので…」


悲しい嘘だ…今一番悲しい話だよ…。

そして、それを理由に帰る事にした俺を北原さんは家まで送ってくれた。

だいぶ昨夜よりもだいぶ体調良いし、1日寝てれば大丈夫だ。



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