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第1章 無垢な彼女

そして、やっと武山達はあいつらを見つけて戻ってきた。
ビッチ三人まで一緒だ…鍵だけで良かったのに…。


「何あんた？その水着じゃ不満でもあんの？ないって言うからせっかく貸してあげたのに！」

「…だって…これ小学生の子が着るやつだもん…」

「あんたの見た目ガキなんだからそれで充分でしょ」

「ってか淳、何でこんなガキと付き合ってんの？こんなガキ相手じゃ勃たないから手出してないんでしょ？」


なんでこいつらまだ手を付けてないって知ってんだよ…。


「たつ？手…？」

「黙って鍵返せよ。お前等と話なんかしたくねぇ…」

「なにそれぇ？ひどくなーい！？」

「ムカツクー！」


どうぞムカついてください。こいつらにムカつかれたって痛くも痒くもない。



バシッ



一人が持ち歩いていたカゴバッグで俺に攻撃してきた。