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無垢な彼女
第1章 無垢な彼女


流れるプールに先に入って深さを確かめる。

結構深いな…場所によって深さ変わるのか。


「琴美、ここは深いから…」

「よいしょ…わっ!」

言う前に無謀にも入ってきた琴美はなんと…沈んだ?
急いで水中から引っ張り上げて腰を抱きかかえた。


「ケホッケホッ!」

「大丈夫か!?」

「ビックリしたぁ!深かったぁ…」

「俺の肩まで水深あるんだから琴美の足は届かないだろ…それとさ…さては琴美、泳げないな?」


俺が抱き抱えている腕にギュッと掴まっている様子を見ると全く泳げる気がしない。


「掴まれば泳げるんだよー?」

「どこに掴まって泳ごうと思ったんだよ…一回出るぞ」


一度プールを出て、椅子に座らせてバスタオルを掛けてやる。


「ここで待ってろよ?知らない人に着いて行くなよ?」

「どこ行くのー?」

「すぐ戻るからちょっと待ってろ」

「…ふぁい」


館内で使えるチャージ式のカードに多めに金を入れておいて正解だった。
カードを使って浮き輪を買って琴美のところに戻った。
すると、すっかり元気をなくした琴美は体育座りで座っていた。


「琴美。ほら」

「へ?あああ…浮き輪だぁ」

「これで一緒に泳げるな?」

「あっ…浮き輪のお金…ロッカー…」

「いらねぇって!彼女なんだからそういうの気にすんなよ」

「あうぅ…本当にいいのー?」

「いいんだよ」

「ありがとう!」


流れるプールに戻って、浮き輪の中に琴美がいてその浮き輪を俺が動かした。


「…琴美。」

「なにー?」

「さっきみんないて言わなかったけどさ…水着似合ってて可愛いよ」

「ふえ…」

「泣くな!何で泣くんだよ!?」

「ひッ…クッ…らってぇ……嬉しいんだもん…うぅ…泣くの我慢する」


堪えてる…。
くそ…可愛い過ぎる。

浮き輪を開発した人に感謝したいくらい浮き輪があればどこでも楽しめた。
だいぶ楽しんでプールの終わる時間までプールで遊び尽くす。
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