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第1章 無垢な彼女

そして、俺たちは着替えに更衣室に入った。


「武山……もう長谷川と上手くいったんだな？」

「え！？もしかして…見られてた？」

「丸見えだよ！もっと隠れてしろよ！」

「抑えきれなくなってさぁ…なんっつーか…長谷川って…なんか…すげぇ……エロい」

「そりゃあ…あの胸だしな」

「胸だけで言ってんじゃないんだ！もう…最高っす」

「彼女出来て良かったな…今日ここで着替えた時言ってたこと実現しそうですね」

「ああぁ！！肝心な長谷川さんの気持ち聞くの忘れてた！」


付き合ってないのかよ…この人達どこまでやったんだ？
俺達なんか夏休み前に付き合って手繋ぐ程度とかしかしてないっていうのに…少しは見習えよ。


しかし…そんな話を聞いていると変な気分になってきた。


さっさと帰るか…。