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無垢な彼女
第8章 甘美な彼氏
「谷原さん!俺と付き合ってください!友達からでもいいので!」
「ご、ごめんなさい…私お付き合いしてる人いるので…」
「えぇ!?マジで!?誰!?」
「あの///同じクラスの鴨宮君…」
鴨宮君と付き合うようになってからたまに…本当にたまぁにだけど、告白される事があった。
そして、決まって鴨宮君と付き合ってる事を認識されていない…。
学校ではお昼休み以外あんまり一緒にいないからかな?女の子の方は結構知ってる子多いんだけどなぁ。
その日の帰り道。
「……今日告白されてた」
「え!?あ…うん…」
何て応えればいいのかわかんないよぉ…
「…断ったんだ?」
「断ったよ!鴨宮君と付き合ってるもん!」
「……そうか……優菜…」
「うん?」
「…………なんでもない」
???
鴨宮君の謎の発言は今に始まった事じゃないけど、最近何だかおかしい…?
何か悩んでるのかな?
土曜日二人だけの時間たくさんあるし、聞いてみようかな…