この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
無垢な彼女
第8章 甘美な彼氏



そのお泊まりはあっという間に終わってしまって、次の日の夜まで一緒に過ごして鴨宮君がいつものように家まで送ってくれる。


「お泊まりデートあっという間に終わっちゃったねぇ…すごく楽しかったぁ!北原先生に感謝しなくちゃ!あ、じゃあまた明日学校でね?」

「…」

「雄君…?」

「……最後にもう一回キスしていい?」

「へ?いつもそんな事聞かなくてもするくせにぃ…いいよぉ」

初めてキスした時だって勝手にキスしたくせにどうしたのかな?

鴨宮君は私の手を握って、ゆっくり唇を重ねた。

……なんとなく唇が震えているような気がする。

「……優菜……ありがとな」

唇が離れると…握った手が離れると…どうしても嫌な予感しかしなかった。

「雄君!……明日学校来るよね?」

「うん…行くよ」

「そうだよね…また明日ね?」

「………あぁ」

手を振ると、鴨宮君は………あの爽やかな笑顔で手を振り返してくれた。

あんなに嫌がってたのに…どうして?

私は鴨宮君の背中を最後まで見送った。
/390ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ