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無垢な彼女
第8章 甘美な彼氏
何か……最後のお別れみたいな感じだったな…。
気のせい…だよね?
お風呂に入って、自分の部屋のベッドの上で不安に襲われる。
ピロロン♪
0時を迎えると同時に1通のメールが届いた。
“別れよう”
送り主は鴨宮君だ。
何が何だかわからなかった。
ハッとして急いで鴨宮君に電話を掛けた。
“お客様のお掛けになった番号は電波の届かない場所にあるか電源が入っていない為…ーーー”
繋がるわけがなかった。
どうして……?
何も考えられなくなって涙しか出てこない…。