この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
無垢な彼女
第8章 甘美な彼氏
しばらくすると、鴨宮君はお料理を持ってやってきた。
あのよくシェフの着ている…名前わかんないけど、白い服を着ていてその姿が格好良すぎて…
ハッ!ダメダメ!
「あの///…その白のお料理の服カッコイイねぇ」
「……これ?あぁ…シェフコートな」
「へぇ!そう言う名前だったんだぁ…」
鴨宮君は私の前ににスープとサラダとパスタを並べた。
そして、私の向かい側にも同じようにお料理を並べた。
「……すぐ着替えてくるから待ってて」
「え…う、うん」
鴨宮君も一緒に食べてくれるんだぁ…ちょっとデートみたいだけど…いいのかなぁ?
本当にすぐに戻ってきてくれて、しかもスーツを着ていた。
ラフな格好に…シェフコート姿に…スーツ姿…鴨宮君のフルコースですか?
どの鴨宮君もかっこよくてもうお腹いっぱいです…。
「鴨宮君も一緒に食べてくれるのぉ?」
「…あぁ…一人だと寂しいだろ…相手いないみたいだし」
「はうぅ………今度ここに一緒に食べに行ってくれる男の子いるもん…」
拓海君の事だけど…男の子だし!嘘じゃない!
「…そうなんだ」
「そうですよぉ」
私普通に出来てるかな…?
鴨宮君のパスタを食べると、鴨宮君のお料理を初めて食べた時の事を思い出した。