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無垢な彼女
第8章 甘美な彼氏
エッチが終わると、甘いいちゃいちゃタイム。
この時間も好きだったなぁ…
今回はお風呂に移動して湯船に浸かって、いっぱいキスをする。
私は鴨宮君の首の後ろに手を回して、鴨宮君は私の腰に腕を回して抱き合う。
「…雄君…気持ち良かったねぇ…」
「…あぁ」
「ねぇ…もし、私が彼氏か旦那さんがいて今日お店に一緒に行ってたらどういう予定だったのぉ?」
「……まずあのパスタは出さなかったな…違うメニューとお祝いのケーキ出して終わり」
「そうなのぉ?」
「…既に優菜を幸せにする奴がいたなら邪魔するつもりはなかった…10年前に決めた事だから」
「そうだよね…私も、勘違いして諦めようと思ってたもん…あ!そういえば!デザートなかったよぉ?雄君の専門なのに…」
「……明日食べれるよ」
「明日ぁ?」
「……明日仕事あんの?」
「ううん、おやすみだよぉ」
「……そしたら、朝ゆっくり出来るな」
「雄君は?」
「……まだ店オープンしてないから」
「そっかぁ…あんなお洒落なお店出しちゃうなんてすごいなぁ」
「……良いスポンサー付いてるからな」
「スポンサー?」
「…武山の所の会社の系列店で出させてもらったんだよ」
「へぇ!さすが武山君だなぁ」
そういえば、武山君次期社長だった…。
今は長谷川さんと結婚して副社長にまでなったと聞いてる。
みんな大人になったんだなぁ…。