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無垢な彼女
第2章 正統派彼氏
次の日。
淳君がお家に来るのは3時なので、お夕飯用のシチューを作ったりギリギリまで準備をする。
あとは、ケーキに生クリームとイチゴを乗せるだけ。
あ、そうだ!雪ちゃんと買ったあの下着着なくちゃ!
急いであの下着を出して着替える。
……なにこれ?
着るとパンツがスケスケなのは知ってたけど、問題なのはブラの方。胸の下側しか覆われてない。
これじゃあ、乳首丸見えだよ!
うぅ…こんなエッチな下着淳君に変な子だと思われちゃう。
あ!早くケーキ仕上げないと間に合わない!
家なのですぐに服を着れると思い、そのままの格好でリビングのテーブルに置いてあるケーキに生クリームをトッピングする。
テレビをボーッと見ながらやっていると、ちょうどテレビで手品のやり方を公開するとかいう内容が始まった。
あ…これ淳君にやって見せたらビックリしそう!
「誰でも簡単に出来ちゃうヒモを使った手品です」
ヒモ?
ケーキの作業を少しだけ止めて、ラッピング用の赤いリボンがあってそれをテレビの言うとおりに手首に巻き付けた。
アレ?テレビと同じにならない…あ!どうしよう!手首にリボンが絡まって取れなくなっちゃった!
やー!ケーキもまだ途中なのに!