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第2章 正統派彼氏

「わかったぁ…琴美も淳君の事全部好きだよー」

「あぁ…でも、これはもらっておく」

「嬉しいー？」

「ハイハイどうもありがとうございました」

「よかったぁ！あのね！雪ちゃんがコレ琴美が淳君に使ってあげたらもっと喜ぶって言ってたの！」

「琴美ちゃん？長谷川が変な事言ってる事にそろそろ気付こうね」

「なんでー？雪ちゃんが淳君が喜んでくれるって言ってたやつ全部喜んでくれてるのに！」

「…クソ…本当の事言われてるだけに言い返せない…」

「使い方雪ちゃんに習ったよー？」

「使わせねぇよ？コレは琴美がいなくて寂しい夜に使う。今日は朝まで一緒だろ？」

「朝までー？はわぁ///そうだー…今日は淳君と一緒に朝まで寝れるんだよね！おやすみの時キスしてくれるー？」

「あぁ…俺の気が済むまでキスする」


淳君はそう言うともうキスをしてくれた。

おやすみのキスの分取っておいてほしいなぁ…