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無垢な彼女
第3章 しっかり者彼氏



「ちょっと君」

「ふえ?」


おまわりさん?


「どこの中学の子?学校どうしたの?」

「え…はうぅ…中学生じゃないです…」


もう高校三年生なのにぃ…


「いいから生徒証出して。学校に連絡するからね」


うぅ…どうしよう…中学じゃないけど、授業中に抜け出してるのは事実だから連絡されちゃうと…


「琴美ちゃん?」


声の方を見ると、雪ちゃんママがいた。


「ん?この子の保護者の方ですか?」

「この子?…あ、はいー今日具合悪くて早退したので今からお家に帰るところなんですよー」


雪ちゃんのお母さんは察してくれて話を合わせてくれた。
お巡りさんは納得してくれてその場を立ち去った。


「琴美ちゃん、学校どうしたのぉ?」

「……うあ…お弁当…買いに…」

「こんな所まで?まだ授業してる時間じゃなかったかしら…」

「ふえぇ…雪ちゃんママぁ…この事ママに言わないでぇ…」

「……うん、言わないでおくからおばちゃんと学校戻ろっか…車で送るよー」


雪ちゃんママは車で学校まで送ってくれた。
雪ちゃんとは小さい頃から仲良しなので雪ちゃんママも小さい頃からすごくお世話になっていて仲良しだった。


「お弁当2つあるけど誰の分なのぉ?あのイケメン君?」

「…ううん…淳君と別れちゃったから…」

「エ!?ショックー!すごく格好良かったのにぃ…えっと新しい彼氏君かな?」

「うん…これ買って行くと喜んでくれるの!」

「うーん…授業抜け出すの良くない事だし…それ知ってて買いに行かせるような子…おばちゃんあんまり好きじゃないなぁ…おばちゃんは前のイケメン君がいいなぁ」

「……うえぇッ…琴美もッ…淳君が良い……ヒックッ…でも…でも…琴美…嫌われちゃったんだもん」


本音出ちゃった…やっぱり安藤君と付き合っても全然淳君の事忘れられなかった…。

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