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お嬢様、お仕置のお時間です
第2章 初めまして私が執事の…
「ミナ様?一生正座をしていたいのですか?」


「……。」


「もう一度お膝の上に来ますか?」


「それはやだ!」


ミナは慌てて口を開いた


「もう一度言います。何が良くなかったのか言えますね?」


「言葉遣いと口答え?」


「そうです。直せますか?」


「でもお仕置なんてされた事ないし」


「ミナ様はもう16。今までのような自由な生活はもうありません。ミナ様が立派な大人になる為に、どこに出しても恥ずかしくないようにこのユアンがお手伝い致します。お仕置を頂くことによって、それが身体に染み付き嫌でも身に付くことができますよ」


「……。」


「それでは直さなければ行けない事はもうわかりましたね?私がお仕置内容をお伝えした後によろしくお願いしますと手を着いてお辞儀をしてください。今回のお仕置内容は初めてということで平手で30回にしておきましょう」


ミナの口からは言葉が出ず、首を横に振るしかなかった。


「挨拶ができなければ回数が増えるだけです。」
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