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輪姦サークルにようこそ!
第2章 青井春菜
春菜は動揺していた。

「改めて、はじめまして春菜さん。藤堂です」
長身でかなりのイケメンが、自分に向けて爽やかに微笑んでいる。

「は、はじめまして…あ、青井です…」
声が若干裏返ったような…。緊張で体がこわばっているのを悟られないように必死で答えた。

高級タワーマンションの一室。お洒落な調度品に圧倒されながら一人びくびくしていた。

てっきりどこかのお店で待ち合わせと思っていたら、高そうな車でお出迎え…プチパニックに陥って、気がつけばこんな高級マンションに入っていた。

一面張りのガラス越しに見る外の景色に気圧されながらも、どこか夢見心地な春菜であった。

「今日は春菜さんとゲームがしたくて、いきなりこんな場所に連れてきてごめんね」

「え、いえ。びっくりはしましたけど……ゲームって?」

「まぁ、少し食事しながら…お互いリラックスしましょうよ。僕のことは晴彦って呼んでください。僕の方が1つ年下ですし」

彼ははにかみながらそう言った。

ヤバいイケメンのはにかみとか、私は前世でどれだけ徳を積んでいたのだろうか?と思うほどの破壊力。

春菜は警戒心をどこかにおいて、すっかり油断していた。

この後の自分がどうなるかを想像することもできずに……。

1時間ほど軽い食事をしながら、晴彦くんととりとめのない話をしていた。

お酒を飲んでないのに、途中からふわふわと体が浮くような感じ…うつらうつらと自然と瞼が閉じていった…………


「!!!」


目を覚ますと、瞬時に感じる違和感。
春菜は下着姿で両手は後ろに、両足は開かれた状態で何かに固定されていた。

「え!なに?なんなの?」

辛うじて身をよじることはできるが、両足を動かす度にカチャンッ!カチャンッ!と音が鳴り、両足首が短い鎖で繋がれていることがわかった。

ある程度足を動かすことはでき、とっさに内股になって大事な部分を隠す。

「ちょっと、晴彦くん!どこ?いないの!」

春菜は訳もわからず叫ぶ。
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