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恋する妻
第12章 オレの好きな人
前の日から身体が痛かったけど…もう、動けない。なんとか電話してバイト、休んだ。そしたら郁姉さんからラインがあって、来てくれるって。マジで嬉しいけど、ホントにしんどくて動けない…気付くと郁姉さん、オレの顔を覗き込んでいた。

結局インフルエンザだったけど、あまり記憶がない。たぶん病院に行って注射されて、帰って来たみたい。ずっと郁姉さんが全部やってくれた。気が付くと熱が下がり、お腹が減ってた。身体が痛くて気持ちも悪く、寒かった記憶はある。でも目の前に郁姉がいて、お粥を作ってくれてた。すごく美味しかった。

その日、夜遅く郁姉さんは帰っていった。旦那さん、出張って言ってたから、大丈夫だったかな?お粥が美味しくて、オレは満腹になって眠くなった。なんか郁姉さんが、一緒に寝てたように思ったけど…そんなわけないよねw

郁姉さん、ホントにありがとう。インフル、移ってないかな?その夜心配でオレ、郁姉さんにラインした。

ラインの返信があって、大丈夫って…よかった。それにまた明日、来てくれる。郁姉さん、オレの事をどう思ってるのかな?

朝、目が覚めた…快調、インフルの特効薬ってすごいなw。郁姉さんも大丈夫って、さっきラインあった。さあ起きて、ご飯食べよう…。

「悠くん、元気になった?」
10時を過ぎた頃、郁姉さんが大きなバックを持ってやって来た。オレの顔を見て、いつもの郁姉さんスマイル…右側だけ、姉さんはエクボができるね。

「姉さん、小っちゃくなった?」
「それだけ言えたら、もう大丈夫ね…弟くん!」
姉さんは履いてきたブーツを脱ぐと、背が小さくなった。いつもみんなに凸凹姉弟って言われるくらい、身長が違うw姉さん、155って言ってるから、オレと30センチ以上違う。でも小さくてスリムだけど、ちゃんとおっぱいあるよね。

「ご飯食べた?」
「姉上、食べたであります!」
「…よろしい!」
姉さんが笑って、部屋の中に入って来た。そして部屋を見渡すと、きれいじゃんって一言。ちゃんと掃除しといて良かった。

「じゃあ、ご飯作ってあげるね!」
バッグの中から、姉さんが食材とエプロンを取り出した。貸してね、そう言ってハンガーを取ると、姉さんは着ていたジャケットとマフラーを掛けた。セーターとジーンズ、いつもの姉さんの恰好だった。

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