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恋する妻
第14章 あたし、どこでも裸になるよ…
次の駅でお爺さんが乗って来て、オレの近く立った。もちろんオレ、お爺さんに席を譲ったよw。お姉、オレを見て頷いてくれた。それでオレ、お姉と少し離れたところで立ってた。

お姉、一瞬オレの方を見て微笑んでくれた。白いVネックのセーターといつものジーンズ姿。そして脱いだジャケットと小さなバッグを膝に抱えてた。もう10月末なのにずっと暖かく、その日も暑いと言った方が正解だった。オレもジーンズにフリースを着て来たけど、電車の中でフリースを脱いでいた。Tシャツ一枚でも十分、電車の中は暑かった。

もうすぐ目的地の駅に着く頃、オレはふと、お姉の前に立つオジサンを見た。オジサンはスマホを見てたけど、チラチラと視線を外してた。オジサン、お姉を見てた。

その時、お姉が前かがみになって靴を直し始めた。オジサン、上から覗き込むようにお姉をガン見してた。そしてお姉が上半身を戻すと、オジサンは慌てて視線を自分のスマホに戻した。でもスマホを見ながらずっと、お姉の胸元をチラチラ見てた。

電車が着いて、お姉が席を立ちあがるときも、ずっとオジサンの視線があった。そしてお姉の代わりにオジサンが席に着いた、それでもオジサン、ずっとお姉を視線で追いかけてた。

お姉がオレの側に来た時、オレとオジサンの視線があった。オジサン、慌てて視線をスマホに戻した。

「あのオジサン、ずっとお姉を見てた」
「…悠、気付いてたの?」
お姉、歩きながらセーターの胸元を摘まんで引っ張った。お姉、ブラをしてなかった。

「見える?」
「…見える」
お姉の白いおっぱい、ちょっと赤い乳首が見えてた。乳首、勃ってる…。

「悠、好きでしょ…ノーブラw」
「姉さん、エッチすぎる」
「悠のマンガ、もっとエッチだったよ」
その日、結局買ったのはお姉とオレの下着。お姉、パンティも履いてなかった。それがわかったのは下着屋で試着した時…お姉、試着室で全裸になった。お姉、マンガと一緒。
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