この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘く清らかな誓い
第1章 第1章


―――令和・東京



闇に包まれ街灯が光る夜の街に、けたたましいサイレンの音が鳴り響く。
チカチカと赤いランプが光り走る。


「―――っやっば!?」

隠れながら逃げようとした時、覆面パトカーが何台か停まっていた。

咄嗟に立ち止まり柱に隠れる。

柱を背に立ち、カバンから鏡を取り出して、後ろの様子を確認する。

鏡には制服を着た警察官数名と私服の刑事がいた。

その中には、愛を犯人と決めつけている刑事がいた。
その刑事は険しい顔で覆面パトカーに乗り込み、無線を取る。


「確保のための応援を要請する!被疑者の名前は、
宮藤 莉子(くどう りこ)。十六歳だ」


…ここはダメだっ!

莉子は刑事達に気づかれないようにUターンする。
細い道を通り駐輪場から柵を飛び越えると、駐輪場に出た。

よしっ!まだここには警察は来ていない……っ


駐車場を出て猛ダッシュで警察から離れる。


今警察から追われているのは、宮藤莉子。十六歳。
金髪碧眼の現役JKだ。

紺のブレザーに短いスカート。
白のブラウスに紅いリボン。
黒の靴下ローファーのスクールシューズ。
肩にはスクールカバンを背負うように持って全速力で走っている。



なぜ莉子は警察に追われているのかというと…

昨夜起きた、殺人事件の容疑者にされたからである。





/5ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ