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少女監禁 罠に堕ちる女
第13章 再会、そして旅立ち

「それには訳があって…」

「どういう理由があるにしても
これは監禁でしょ!
立派な犯罪行為ですよ!!」

「犯罪行為で悪かったね」

秀子さんの背後にスッと人影が現れて
折角解放した座敷牢の扉をガチャンと閉めた。

素早く鍵を閉めると
「おばさん!招かざる客を連れてきてはダメでしょう!!」と秀子さんの頬をビンタした。

「しゅ、修吾さま!?」

私たちの再会に気を取られて
修吾さんの車が戻ってきたことに
誰も気づかなかったのです。

「僕はね、この古民家に男なんて迎えたくないんですよ!」

そして座敷牢を覗き込んで
「おばさん、この男は一体誰なんです?」と
宗一の正体を聞いた。

「こ、この人は…聡子さんの…恋人です」

「ほう…
聡子…君には不釣り合いな男だな」

修吾さんは宗一を一瞥して「ふん」と鼻で笑った

「あんた誰なんだ!
僕たちをここから出せよ!
警察に連絡してやるからな!!」

宗一はポケットからスマホを取り出した。
画面を見て彼は愕然とした。
アンテナマークに✕印が付いている。

「残念でした
こんな山奥は圏外に決まっているでしょう」

修吾さんは勝ち誇った顔をした。

「僕はねえ、女は好きですが
男は…大っ嫌いなんですよ!」

なのにこんな男を連れ帰ってきて…
お仕置きしないといけないですね

そう言って修吾さんは
秀子さんに詰め寄った。


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