この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
プリンスの誘惑
第2章 ~無口な王子~

「はい。光輝さまには、いつもお世話になっておりますゆえ」

 弟君は、優しく好感のもてる男性で人として好いている。もちろんその意に深い意味はない。

 姫がそう応えると殿下は少し眉根を寄せた。


「姫……姜花は……」

 姜花はトクンッと胸が高鳴る。
 姫と、呼んだにも関わらず、姜花と呼び直したことに。

 殿下の一つ一つに高鳴る鼓動がうるさくなる。

 殿下は言葉を呑んだまま、池に視線を移した。
 

「殿下?」

 殿下は、ため息を洩らし再び姜花見る。


「たとえ姜花が望んだとしても……許せ、お前は……俺のものだ」

 
/72ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ