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第4章 本気

「カレに悠に剃ってもらっちゃった…」
「なんで？」
「あたしが悠のものになった証拠…」
僕は郁に覆いかぶさりました。郁も僕を受け入れてくれました。

「あんっ、お兄…」
「郁…愛してる！」
「お兄…郁こんなだよ？それでも郁のこと、愛してる？」
「愛してるよ、当たり前だよ！」
僕たちはずっと、夕方まで裸で愛し合いました。それは最高のセックスでした。

「郁のこと、愛してる？」
「さっきも言ったよ…愛してる！」
「じゃあ…愛してるなら、郁と別れて」
郁は本気で悠に恋していました。それはもう、止めることができないほど、燃え上がっていました。

「どうして？僕のこと、愛してない？」
「好き…でも今は、悠が一番…」
僕たちはその時、正常位で繋がっていました。ゴムは着けていませんでした。

「中に…出していい？」
「あんっ、ダメ！外に出して…あっ、できたら困るっ！」
「悠は？」
「ちゃんと…ゴムしてるっ！」
郁は嘘をつきました。僕には郁が、遠い存在になっていました。

「出すよ…！」
「ダメだって…あん、嫌っ！」
僕は構わず、郁の中に射精しました。同時に郁も、絶頂に達していました。郁のあそこが、僕のモノにまとわりついていました。

「ああ、気持ちいい…郁の中、気持ちよすぎる…」
僕は思わず、声が漏れていました。郁はずっと、僕に強く抱きついていました。

「あん、悠も同じこと言うの…」
「悠のおちんちん、気持ちいい？」
「うん、お兄より長いから…奥に当たって、気持ちいい…」
「僕と悠、どっちが気持ちいい？」
郁はすぐに答えず、僕の顔を見ました。

「お兄とするのも気持ちいい…」
「うん…」
「でも…ドキドキするのは、悠」
郁はそう言うと、身体を離しました。

「今は、悠が大好き…だから、お兄よりもっと気持ちいい」
「…郁」
「お兄、あたしのお尻…舐めて」
郁が僕の顔に跨ってきました。僕があそこを舐めると、郁は声を上げました。

「あんっ、そこじゃない！お尻の穴…」
初めて聞く、郁の言葉でした。