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Love triangle +1
第4章 背徳の戯れ
「可愛い顔の下に隠してるどんな女よりもいやらしい本性を引き摺り出して、暴きたくなる。歯向かってくる度に何度でも組み敷いて、声が嗄れるまで啼かせてやらないと気が済まない。こんな気持ちにさせるのはお前だけで、お前ほど好きな女も間違いなくいない」

言葉が熱を帯びる毎に膣内を愛撫する指も複雑に動き、いよいよ果てに向かうばかりだった。

「真理愛。声は我慢だよ」

弟が口に蓋をし、兄が絶頂を促す。
いつでも完璧なまでの連帯だった。

「ん。んー!ん、んーっ!!」

塞がれたままの唇の隙間から嬌声が漏れ、やがて真理愛の両脚の先が突っ張る。
秘部を執拗に愛でられて、真理愛は激しく達した。
店全体の活気が耳に戻ってき、人々の会話や食器の重なる音が聞こえてくる。
呼吸を整え、汗ばんだ体で快楽の余韻に浸っている真理愛から、ようやく利音が口唇を離した。

「いっぱいイケたね」

幼子にいい子いい子をするように、じっとりと汗に濡れた額を撫でられる。
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