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Love triangle +1
第5章 塁
「るい……、んっ」
ゆっくりとこちらを向いた真理愛の唇を、塁が奪う。
後ろに倒れそうになった真理愛を支え、啄むようなキスは徐々に激しさを帯びる。
唾液の音を立てながら交わす口付けは、最終的には互いの舌先を絡め合う濃厚なものとなった。
「今日の真理愛、エッチ過ぎ」
真理愛との接吻を存分に味わった塁は、興奮冷めやらぬ声で恋人を軽く叱る。
「いきなりこんな下着着けてくるなんて、なんかあったの?」
塁の問いに真理愛はどきりとしてしまうが、努めて冷静になんでもない風を装う。
「たまには違う感じにしてみたら新鮮で、塁が喜んでくれるんじゃないかと思って。……はしたな過ぎて嫌われないか、怖くもあったけど」
「嫌うどころか、さっきからずっと興奮しっ放しで困ってるよ」
嬉しくも困ったような塁の顔に真理愛は刹那躊躇い、それから意を決したように手を伸ばす。
だが、恐る恐る忍ばせた指先は、そこに触れる直前で適わない。
まるでそれを知っていたかのように素早く塁が離れ、真理愛の手を引く。
「お風呂、入ろう?」
塁の誘いに、真理愛は一瞬の間を置いて微かに頷いた。
ゆっくりとこちらを向いた真理愛の唇を、塁が奪う。
後ろに倒れそうになった真理愛を支え、啄むようなキスは徐々に激しさを帯びる。
唾液の音を立てながら交わす口付けは、最終的には互いの舌先を絡め合う濃厚なものとなった。
「今日の真理愛、エッチ過ぎ」
真理愛との接吻を存分に味わった塁は、興奮冷めやらぬ声で恋人を軽く叱る。
「いきなりこんな下着着けてくるなんて、なんかあったの?」
塁の問いに真理愛はどきりとしてしまうが、努めて冷静になんでもない風を装う。
「たまには違う感じにしてみたら新鮮で、塁が喜んでくれるんじゃないかと思って。……はしたな過ぎて嫌われないか、怖くもあったけど」
「嫌うどころか、さっきからずっと興奮しっ放しで困ってるよ」
嬉しくも困ったような塁の顔に真理愛は刹那躊躇い、それから意を決したように手を伸ばす。
だが、恐る恐る忍ばせた指先は、そこに触れる直前で適わない。
まるでそれを知っていたかのように素早く塁が離れ、真理愛の手を引く。
「お風呂、入ろう?」
塁の誘いに、真理愛は一瞬の間を置いて微かに頷いた。

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