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Love triangle +1
第6章 結婚宣言
「今擦れ違った男、真理愛に釘付けだったよ」
利音がこっそり知らせてくる。
「ワンピースの色人目を引くから、余計に真理愛の可愛さが際立っちゃうんだよなあ」
土曜日の昼下がり。
様々なブランドのショップが立ち並ぶ表通りを肩を並べて歩く彼は、上機嫌そのものだった。
「真理愛を見せびらかせて歩きたいから、この辺暫くウィンドウショッピングしよっか?」
「だめ。洋服買うだけの約束」
真理愛に瞬殺された利音は不満そうに頬を膨らませるが、それ以上の無理難題を押し付けてはこない。
「はーい、分かりました。ここは人通り多いからね」
利音は聞き分けの良い子供のような返事をし、近場の駐車場まで移動する。
真理愛を先に助手席へ乗せ運転席へ座った利音は、左側に腰を下ろすワンピース姿の彼女を改めて眺める。
「真理愛は本当に可愛いな」
「それ、もう今日何回目?」
半ば呆れ気味に真理愛は指摘するが、利音はどこ吹く風だった。
「だって実際可愛いし。あーあ、真理愛連れ歩いてデートしたいのに。それだけが残念」
言った利音の唇が、真理愛に重なる。
抵抗する間もないくらいの、素早いキスだった。
利音がこっそり知らせてくる。
「ワンピースの色人目を引くから、余計に真理愛の可愛さが際立っちゃうんだよなあ」
土曜日の昼下がり。
様々なブランドのショップが立ち並ぶ表通りを肩を並べて歩く彼は、上機嫌そのものだった。
「真理愛を見せびらかせて歩きたいから、この辺暫くウィンドウショッピングしよっか?」
「だめ。洋服買うだけの約束」
真理愛に瞬殺された利音は不満そうに頬を膨らませるが、それ以上の無理難題を押し付けてはこない。
「はーい、分かりました。ここは人通り多いからね」
利音は聞き分けの良い子供のような返事をし、近場の駐車場まで移動する。
真理愛を先に助手席へ乗せ運転席へ座った利音は、左側に腰を下ろすワンピース姿の彼女を改めて眺める。
「真理愛は本当に可愛いな」
「それ、もう今日何回目?」
半ば呆れ気味に真理愛は指摘するが、利音はどこ吹く風だった。
「だって実際可愛いし。あーあ、真理愛連れ歩いてデートしたいのに。それだけが残念」
言った利音の唇が、真理愛に重なる。
抵抗する間もないくらいの、素早いキスだった。

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