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Love triangle +1
第7章 3つのプロポーズ
「溶けちゃいそうな顔してる」

張りのある双丘を揺らしながら喘ぐ真理愛に、利音は魅了される。

「ああ、可愛い。本当に真理愛は可愛いな」

出入りする兄のものを一心不乱に貪る真理愛の頬を愛おしそうに撫で、利音は微笑む。

「そんなにアンアン言われたら、見てるこっちが我慢出来なくなっちゃうよ」

濃厚に絡み合う二人に情欲を刺激された利音もまた、性急に服を脱ぐ。

「兄貴が終わるのを待つつもりだったけど、もう限界。俺のも気持ち良くさせて、真理愛?」

皆まで言わずとも、互いの感情や欲望を読み取る事など兄弟にとって造作なかった。
自分がそうなら、大抵は片割れもそうだった。
弟の思いを汲んだ礼音は首筋に絡む真理愛の両腕を外し、彼女を四つん這いにさせた。
体位を変える為に一旦抜かれた陰茎が、改めて後ろから挿入される。

「あ。あ、ぁ……っ」

背後から貫かれ、産毛の一本一本までもが逆立つようだった。
新しい快感が末端まで広がってゆく。
続きに耽ろうとする真理愛の唇に、もう一つの欲の化身が触れてきた。
既に変化を遂げつつあった利音の男根を口に含み、後方からも猛々しい彼を受け入れる。
狂暴さを剥き出しにした男達の陰茎が、真理愛を交互に激しく攻め立てる。
荒々しい息遣いと、悩ましい声。
粘膜が放つ音と、肌がぶつかる音。
3人は高まる快楽の虜となった。
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