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Love triangle +1
第8章 繋がらない繋がり
「は、あん!」

恋人を頂へと導く行為に夢中になっていた真理愛の様子が、刹那一変する。

「あん、るい……あ、あ、あ、ぁん……!」

先程までよりも一気に数段増した塁の動きに、真理愛は彼の陰茎から唇を離した。
肉の突起から花弁、筋、更にその深くにと丹念に伝う舌に、完全に立場は逆転する。

「るい!るい!るい……っ」

先程までは口淫されながらも、恋人を愛する余裕がまだ残されていた。
けれど明らかに変化した執拗な愛撫を前に、それは適わなくなる。
真理愛はぶるりと裸体を揺らし、突然の大きな快感の波から逃れようとするが、それよりも先に塁によって両手で腰を掴まれる。
そのままぐっと下方向に力を込められれば、彼の口に隙間なく陰部を擦り付けているかのような体形となった。
恥ずかし過ぎてどうにか腰を上げようと試みるのだが、終わりのない心地良さに力はまるで入らない。
ぴちゃりぴちゃり。
じゅるじゅると。
ひたすらに花芯を貪られ、愛液を恋人の顔へと垂れ流しながら、真理愛はぎゅっとシーツを握り締めた。

「るい、きもち、い。すごく、いいの。きもちよくて、も……、なのっ!」

震えながら訴えてはみるものの、だが塁の舌と唇はそこに吸い付いて決して離れようとはしない。
真理愛の辿る道は一つだけだった。

「イク。イク!イクから!イッちゃう、からぁ!イク!あ、あ、あぁ……!!」

真理愛は絶叫し、身を激しく痙攣させた。
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