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Love triangle +1
第8章 繋がらない繋がり
この世の果てのような声を最後に、真理愛の体は糸の切れた操り人形の如く重さを増した。
くったりとした真理愛を、塁は抱き留める。
すぐ目の前にある濡れた女の秘部は、ひくひくと小刻みに動いていた。
無事恋人を満たせた事を見届け、塁の心は喜びで溢れる。
いつまでも隠し切れないと分かっていながらも、ずっと告白出来ずにいた。
知られた時にどうなるのだろうと想像すれば、どうしても怖くて勇気が出せなかった。
彼女から何も言われないのをこれ幸いに、結果的に放置する形をとってきた。
こんなにも愛していながらも触れられない、狂おしいまでの葛藤。
勿論様々な努力はしてきたけれど、だけどなかなか一筋縄にはいかなかった。
そのもどかしさの間、まだ問題は解決していないにもかかわらず、気付けばプロポーズしてしまっていた。
何を言っているのだろうと自分で自分が信じられなかったが、それでも結婚を申し込んだ気持ちには少しの偽りもなかった。
ただ好きだったから。
誰よりも大好きで。
誰にも渡したくなくて。
口にしていた。
OKを貰って天にも昇る状態となり、いよいよ彼女を深く愛したく思っていただけに、脱力する程の快感を恋人に与えられた事実は塁に自信を持たせた。
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