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Love triangle +1
第8章 繋がらない繋がり
「塁は私の嫌がること、しないよね?」
「勿論だよ。今までだってこれからだって絶対しない。でも」
「あ、んっ!」

花園を探る指先が、女の秘所中の秘所に狙いを定めた。
塁の指の腹が繰り返しざらついたそこを攻め、真理愛を完全に封じ込めにかかる。

「そこ!そこ!とっても、だめな、とこぉ……っ!」
「うん。だからしてる。真理愛がちっとも嫌がってないからしてる」
「ちょっとだけでいいから、待って?」
「待つ?」
「二回も連続ですぐイッちゃうはしたない女だって、塁に思われたくない。だから。だからぁ……っ!」

恋人によってもたらされる果てない快楽に操られながら、真理愛は啼き叫ぶ。

「待てないよ」

だがしかし、そんな真理愛の願いを塁は拒絶する。
愛しい恋人の頼みならどんな事だって受け入れたいと思っている。
実際、そうしてきた。
これからだってその気持ちに、少しの偽りなどない。
だけど抑制され続けてきた性が暴走を始めてしまった今、願いを聞き入れるのは不可能だった。
卑猥な音と液を延々溢れさせる真理愛の悩ましい姿は、塁を闘牛の如く昂らせていた。
最早収まりようがないのは、先走ったもので光る彼の陰茎を見ても明らかだった。
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