この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Love triangle +1
第2章 遡る朝
暴力的な行為は今まで一度もない。
激しく抱かれ、狂おしいまでの快楽を注がれる辛さはあっても、苦痛を与えるような事は一切されない。
処女を失ってから暫くは流石に痛みを伴ったが、最大限気遣った上でのセックスだったと思う。
そんな中、次第に体は変化していった。
彼に抱かれる度に破瓜の苦しみは徐々に快感へと変わり、彼の愛撫に簡単に濡れるようにすらなった。
自衛しているだけだと自分に言い聞かせていたものの、それだけではないものに気付かない振りはいつまでも不可能だった。
一生呪ってやると固く誓った心は、どこへ行ってしまったのだろう。
レイプされた張本人に容易に反応している自分が情けなくて、泣いた。
けれどどんなに慟哭してみても、植え付けられた快感をなかった事には出来なかった。
彼の言う通り、ふしだら過ぎる女。
どんな相手にでも応じてしまう尻軽。
自分自身に心底失望した。
しながらも彼に抱かれ、もう自分で自分を見失ってしまっている。
彼との行為は、気をやってしまうくらいの心地良さが果てなく押し寄せてくる。
繋がった瞬間頭が真っ白になり、何も考えられなくなってしまう。
無意識に彼を求め、欲しくなってしまうのだ。
媚薬を使われているのでないかと疑ってしまうくらいに。
でないと、自分から積極的に願ってしまう説明がつかない。
あんなにも乱れてしまった昨夜の事も。
自分がはしたないからじゃないのだという、明確な理由が欲しかった。
激しく抱かれ、狂おしいまでの快楽を注がれる辛さはあっても、苦痛を与えるような事は一切されない。
処女を失ってから暫くは流石に痛みを伴ったが、最大限気遣った上でのセックスだったと思う。
そんな中、次第に体は変化していった。
彼に抱かれる度に破瓜の苦しみは徐々に快感へと変わり、彼の愛撫に簡単に濡れるようにすらなった。
自衛しているだけだと自分に言い聞かせていたものの、それだけではないものに気付かない振りはいつまでも不可能だった。
一生呪ってやると固く誓った心は、どこへ行ってしまったのだろう。
レイプされた張本人に容易に反応している自分が情けなくて、泣いた。
けれどどんなに慟哭してみても、植え付けられた快感をなかった事には出来なかった。
彼の言う通り、ふしだら過ぎる女。
どんな相手にでも応じてしまう尻軽。
自分自身に心底失望した。
しながらも彼に抱かれ、もう自分で自分を見失ってしまっている。
彼との行為は、気をやってしまうくらいの心地良さが果てなく押し寄せてくる。
繋がった瞬間頭が真っ白になり、何も考えられなくなってしまう。
無意識に彼を求め、欲しくなってしまうのだ。
媚薬を使われているのでないかと疑ってしまうくらいに。
でないと、自分から積極的に願ってしまう説明がつかない。
あんなにも乱れてしまった昨夜の事も。
自分がはしたないからじゃないのだという、明確な理由が欲しかった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


