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Love triangle +1
第3章 利音
「俺に突かれながら、昨日はオナニーしてイキまくってたぞ。俺の方がイイ証拠だ」
「えっ、そーなの?昨日の真理愛、そんなに凄かった?」

腰の動きも暫し忘れ、利音は驚きを隠せない。

「昨日の飲み会、やっぱ行かなきゃ良かったなあ。そういう真理愛は滅多に拝めないのに。あー、惜しい事した」

悔しさを込めて深く貫けば、真理愛が顔を歪める。
すっかり怒張した男根を頬張っているが故、通常の艶かしい嬌声を聞く事も儘ならない。
いよいよ利音は腹立たしくなり、兄を諌める。

「真理愛苦しそうだろ。あんま奥まで入れんなよ」
「お前じゃあるまいし、ちゃんと加減してる。俺は真理愛を痛めつけたいんじゃなくて、愛したいだけだからな」
「俺だってそうだ」

一人の女を前後から攻めながら、小さな兄弟喧嘩が勃発しそうになる。
見合って数秒、微かな真理愛の呻めき声に二人は我に返る。
弟に気を取られている内に、どうやら少し入れ過ぎてしまっていたらしい。
礼音は慌てて、腰を少し引いた。
労わるように真理愛の頭を撫でれば、彼女は健気にも行為を続ける意志をみせる。
自分に尽くす愛おしい女の頭を抱え、時折動きを促しながら、礼音は与えられる快楽に耽る。
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