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Love triangle +1
第4章 背徳の戯れ
「優しい真理愛がそんな事言うわけないだろ。ねー、真理愛?」

前半は兄に向けて言い捨て。
後半は真理愛に語り掛けて、利音は顔を覗き込む。
純粋な好意からやってくれているものを速攻で否定していいものかどうか、真理愛はいつも判断に迷う。
そんな真理愛の心中を代弁するかのように、礼音がばっさり切り捨てる。

「優しいからウザいって言えないんだよ」

恨めしい弟の視線もなんのその。
礼音は涼しい顔で、網の上で焼かれている肉をトングでひっくり返す。
高級和牛を食べてるとはとても思えない仏頂面だったが、利音はようやく自分の口にも肉を入れた。
ようやく解放された真理愛は、ほっとする。
焼いては食べさせられるを延々続けさせられるところだったので、礼音の制止は渡りに船だった。
やっと落ち着けると一息吐い矢先。
右側から、新たに焼かれた肉が差し出された。
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