この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Love triangle +1
第4章 背徳の戯れ
「美味いか?」
「……うん」

嬉しそうに微笑む礼音に何故か頬が火照り、真理愛は悟られぬように視線を逸らす。

「あー!俺にはどうこう言ってくるくせに、なんだよ今の?」

目敏い利音が左から兄を咎め、そのあまりの大声に真理愛は鼓膜が破れそうになる。

「俺にはひとりで食えって注意してきたくせに、真理愛にあーんさせてた。ズル!不公平!」
「ちょうど焼けてたから食べさせただけだ。真理愛のペースも考えず、お前みたく次々口に突っ込んだりしない」
「ペースどころか、しっかり好みも把握して焼いてるし。真理愛の大好物の上タン塩食べさせただろ?俺が一番にあげる予定だったのに!」
「肉焼くのにいちいち予定なんか立てるか。その時の気分で好きに焼きゃいーだろーが」

うんざりし始めた礼音が忌々し気に眉を顰め、真理愛は仕方なしに兄弟の仲裁に入る事にする。

「リオ、上タン塩また食べたい。レオ、サラダ食べたい」

それぞれに役割を与えれば、心得たとばかりに二人の男は各自素早く作業に取り掛かる。
これでとりあえずは大丈夫と思っていれば、不意に口内に何か丸いものを入れられた。
/256ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ