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オリジナルディルドのお話
第3章 オリジナルディルドを使ってみよう
「なんで酒?」

留守の家に着いて付いてきた2人を渋々居間に上げると彼らが持っていたスーパーの袋から梨果が好きそうな菓子やジュースの他にビールや酒が出てきた。

(はぁ……私と梨果の貴重な2人きりの時間が。)


私が台所で夕飯の下拵えをしている間、富山氏と真田氏は居間の座卓で酒盛りを始めていた。

ガラガラガラ

「ただいまー。」

梨果の鈴鳴りのような声が聞こえた。
玄関に並ぶ靴を見てピンときたのか嫌そうな顔で居間に顔を出す制服姿の梨果。

「よお!梨果ちゃんおかえりー!」

「はぁ、こんにちは。」

「梨果ちゃんこっち座って座って!」

「いえ、これから宿題をするんでー。」

「いやいや、ちょっとだけだから。お菓子もジュースもあるよ?」

「本当?ならちょっとだけ。」

相変わらずお菓子には弱い梨果であった。



「ひゃーこのジュース美味しい!初めて飲んだ。」

「だろ?見たこと無いラベルだから気になって買ってきたんだよ。」

「へぇ~!ポテチもいろいろ新しいの出てるんだね。」

オッサンどもは梨果のご機嫌を取りつつ話を切り出すタイミングを図っているようだ。

「よぉ、アンタもこっちで飲まないかい?」

「いや、今日はいいです。」

私を利用しようとも無駄だ。むしろ私の時間と金とハンバーグステーキを返していただきたい。

そんな事を考えていたその時…

「梨果ちゃん!これをみてくれ。」

ゴロン

「きゃっ!なにこれ?!」

富山氏がとうとうオリジナルディルドを座卓の梨果の前に差し出した。

「は?え?なに?」

「よく見てくれ。」

「は、はあ…。」

梨果は恐る恐る富山ディルドを手に取った。

「うはぁぁあ…梨果ちゃんが俺のを手に。」

手に持っただけで感動している富山氏。
それを余所にしみじみ富山ディルドを眺める梨果。

「す、すごいねこれ。富山さんのおちんちんソックリ…。」

「わ、わかるんだ?」

「うん、わかるよ。」

「俺のも見てくれ。」

続いて真田氏もオリジナルディルドを梨果に差し出した。

「うっわ。真田さんのもあるんだ…。よく似せてつくるもんなんだね。」

左右の手に一本ずつのオッサン勃起チンポディルドを持った美少女中学生の構図たるや…。
しかし梨果はニヤリとしたり顔をした。

「ふふっ、こうして立てて並べると…。」
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