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オリジナルディルドのお話
第1章 オリジナルディルドを作ってみよう
「ここですか…。」

遠路高田馬場まで来て駅から数分の雑居ビルを3人で見上げる。

「ここの4階だ。」

「はぁ……。」

狭いエレベーターに乗り4階を目指す。

「いらっしゃいませ。」

4階でエレベーターが開くとすぐ店内だった。そこは派手派手しいアダルトグッズが所狭しと並べられていた。

「オリジナルディルド製作で予約していた富山です。」

「富山さま他2名様お待ちしておりました。奥へどうぞ。」

天井からぶら下がるコスプレ衣装や下着類をくぐり抜けて男性店員に店内奥の部屋へ案内される。

「こちらのお部屋に専門のスタッフがおりますのでどうぞ。」

部屋に入ると男性店員は扉を閉めて持ち場に戻っていった。

「おじゃましまーす…。」

「いらっしゃいませ。お待ちしておりました。」

中にいたのは20代前半くらいの女性だった。

「それでは早速“型“を作っていきましょう。おわかりかとは存じますが性器を出すことになります。お一方ずつにしますか?それとも同時になさいますか?」

「今さら隠す仲でもないから同時にお願いします。」

と富山氏。てかどういう仲なんだよ…。

「かしこまりました。ではまず服を全てお脱ぎください。」

籠を渡させる。

「下だけじゃだめなんですか?」

「お洋服に樹脂が着いて汚れる恐れがありますので。」

「な、なるほど。」

3人のオッサンがうら若き女性店員の前で全裸になる。

「では次にご自身の性器を勃起させていただきます。その後この筒に差し込んでいただきます。」

トイレットペーパーの芯よりふた周りほど大きなプラスチック製の筒が渡された。真ん中で割れて二分割にできる仕組みだ。

しかし全裸の男たちを前にしてもこの女性店員は全く動じる素振りはなかった。

「その後そちらの筒に樹脂を流し込みますのでそのまま10分間勃起を維持してください。」

「ええっ?!勃起を10分も維持!?」

中年(老年)にはなかなかキツい注文だ。しかし女性店員は事務的に説明する。

「はい。維持なさらないと綺麗な“型“ができません。なるべく動かずに樹脂が固まる10分間維持してください。」

「ううぅ…。」

「勃起なさいましたら樹脂を注入いたしますので筒を被せてからお知らせください。」
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