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オリジナルディルドのお話
第1章 オリジナルディルドを作ってみよう
ここまで来たらせっかくなので真面目にやってみようと思った。

梨果の裸を思い起こせば勃起させることなど一瞬だ。天井を向いて勃起した陰茎に渡された筒を被せた。

「準備できましたのでお願いします。」

作業台で樹脂を混合していた女性店員に声をかける。

「では樹脂を注入します。くれぐれも下から樹脂が漏れないようしっかり押さえていてください。」

そう言いながら女性店員は樹脂入った容器を持って私のもとにやってきた。

「あっ……。」

声を漏らす女性店員。膨張した亀頭の先が筒からはみ出していた。パックリとした鈴口が女性店員を睨んでいた。

「お、お客様のは大きいのでこちらと交換してください…。」

急いで一回り大きな筒と交換してくれた。

「そ、それでは樹脂を注入いたします…。」

デキャンタから筒の中に樹脂が流し込まれる。人肌に温められた樹脂が陰茎を包んでいく、梨果のフェラチオを回想する。私の梨果との記憶の数々を思い浮かべれば10分間の勃起維持など余裕だ。


ピピピピピピピピ……

キッチンタイマーらしき物が鳴ると再び作業をしていた女性店員が私の元にやってきた。

「お疲れ様でした。では型を外していきます。」

女性店員は私の陰茎を包む筒の前にしゃがみ込むと慣れた手つきでパッカリと筒を2つに割った。そしてゆっくり樹脂を剥がすと勃起本体が露わになる。

「あ……。」

いまだに完全勃起した陰茎が女性店員の目前にそそり勃っていた。それを黙って凝視する女性店員。

「あのー…型、大丈夫そうですか?」

「はっ!え、ええ。だ、大成功ですね。皆様なかなかここまで完璧にできません。」

「よかった。」

「こ、こちらをお使いください。」

女性店員から温かいお手拭きを渡され陰茎に残る樹脂を拭き取った。その様もチラチラと女性店員に見られていた。

「さ、最後に性器の写真を撮らせていただきます。」

「えっ?写真?!なぜですか?」

「塗装もリアルに仕上げるためです。色や血管のニュアンスなども実物に極めて近づけて製作します。」

「はぁ…。」

勃起の写真を角度を変えて数枚撮られた。

「す、全て終了です。…お洋服を着て大丈夫です。」
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