この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
花狂い
第1章 プロローグ
二次会を終え タクシーをマンション近くの
公園の前で止めてもらい 下車した 

酔いを醒ましたいのと 桜が公園内で満開なのを 
昼に見て 五分程歩いて見ようと酔った頭で考え

公園は 二十段程の階段を上がった処に有る 
公園を抜けた先に有るマンションの二階に 借りた部屋が有り

赴任して三日目 荷物の整理 仕事の引継ぎと 
慌ただしく過ぎて 

毎日公園の 傍らを通りながら
桜を ゆっくり 眺めたいと 思っていたのが 
タクシーを 止め 歩き出した原因かもしれない

階段を ゆっくり上がっていくとフェンスに 
囲まれた公園が現れ 薄い靄の懸かる中 
街灯が 滲んだオレンジ色を
満開の桜に 投げかけている 

若葉の匂いが鼻をつく中を 公園の中ほどまで歩き 
靄の中の 桜を楽しんだ

街灯を 靄がかき消すように濃く成り始め 
若葉の匂いも風に運ばれ 高島を包み込む


/152ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ