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花狂い
第5章 恵 2

催事が終り 片付けを終わらせ
マンションに戻ると 明かりが部屋に灯っていた 
入ると恵がテーブルに料理を並べ
高島のシャツを着た恵は 
振り向き笑顔で

「 お帰りなさい 」
声を掛けて来た 

着替えを終え テーブルに付くと
ビールを差し出されプルトップを引く
冷たい炭酸が 苦みを喉に送り込み
ふっと 息を吐きだした時 
恵がコップを悪戯な目をしながら差し出して来た

高島は口に運びかけた 缶を恵のグラスに注ぎ
お替わりくれよと 言うと私のも良いですよねと
笑いながら答え 

予想もしない混乱の一週間が過ぎ
久しぶりに落ち着いた気持ちで飲むアルコールは
体の隅々に回って来る 他の仕事も有ったが
この一週間は催事に没頭していた事に
気が付いた高島だった 

恵が、遥喜んでましたよ 自分の絵が売れて
子供に買って貰ったって
その子が自分が書いてた時の気持ちを 
言ってたんで 驚いたって言ってましたと
高島も家族連れと 遥の会話を聞いていたので
山辺の言葉を思い出していた

恵が手を拭きながら 高島の隣に座り
ビールを飲み始め 高島が見ると
笑いながら お泊りと区切りながら言い
唇を寄せて来る

抱き寄せ 右手で乳房を愛撫しながら
舌を絡ませていると 微かに息を荒げ
指先をジャージの猛りに 這わせ
起き上り 脱がせ始めてきた
腰を上げジャージが下がり 猛った物を
明かりの下に出し 唇を被せ顔を上下させ

恵の乳房を愛撫して 頭の動きを高島は眺めていた
恵は来ると 何時も通り高島のシャツを着ている
シャツの上から 乳首を指で転がすと
鼻を鳴らし 起き上がると下着を脱ぎ捨て 
高島に跨り 膣に猛った物を当てがい
飲み込むと腰を動かし始め

高島の首に手を回し 腰を動かして居た
恵が力を込め 抱き着くと うなる様な声を上げ
体の動きを止めた 高島の肉茎は恵の呼吸に合わせ
膣に握られ 
恵が息を吐き 体を離して 高島の膝を枕にして

「 貧血起こしたみたい 」

「 あそこが熱く成って 熱が頭に来たと思ったら
 課長に抱き着いてたと 」

潤んだ目で見る 高島が乳房に手をやると

「 ダメー・・・・ 」 
と声を上げ 

「 今触らないで 体が敏感に成って居るから 」
高島の手を抑える
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