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花狂い
第7章 遥
恵が洗い物を終わらせ横に座り舌を絡ませ
恵はあっちと服を脱ぎ寝室に横に成った 
恵が何度か 逝き 荒い息が落ち着き高島の胸に顔を乗せ
高島が背中に手を当て静かに時が流れ
恵は起き上がり慌ただしく帰り支度を終えると又来ますとドアを出て行った

遥の部屋に山辺と入る 

山辺は一枚の絵を熱心に見ていた
その絵は 濃い紺が塗られ 
真ん中に白い線の入った絵だった

山辺は右から左から離れて熱心に見ていた
裏返すと1224-Aと書かれていた 
山辺が遥に裏を見せると 4枚を取り出してきて
同じような絵だが 色が増えて行くのが解る
5枚目は 濃い色の中を色が躍っていた

山辺は新しい作品と 古い作品を60枚程選び
遥に 明日車で一緒に行こうと言い残し店に戻った 
車中 

・・・あの絵は 凄いと・・・

呟き 幾らにしようかと 目を上に向け呟き続けていた

山辺から 額縁に入れ展示したと 電話が有り
明日行くと 高島は山辺に答えた 
山辺の知り合いに事前に頼んでいた為 
スムーズに 運んだと山辺から伝えられ
翌日 4か月前まで居た店を訊ね 
展示室に入ると 遥の絵が並んでいた 

展示のパテーションから違う 照明が遥の絵を引き立たせ
奥に入ると 5枚の絵に売約済のシールが貼られていた 
山辺の欲しがっていた絵だ 高島が見ると

真ん中の 白い線が膨らみ
キャンパスを白く変えて行く
首を振ると 濃い色に線が浮かんでいた 
高島が山辺を見ると 笑顔で

・・・判るか?・・・ 言って来る 

昨日この絵の値段 考えて入たんだ 
私も欲しい 安くしたら売れるだろ
高いと 私の財布が 何て助平な考えで
見ていたんだ 

入口から2人入って来て 一人は
この店の 名札を付けていて 
もう一人は外人で この絵を見て
私にこれ 全部売れって言うんだ 

1万ドルでどうだって 
1万ドル?100万か・・1枚20万首振ったら
2万ドル出すって言ったから
握手して 奴さん この絵の作者はって聞くから
明日来るッて言ったら 小切手切って 
帰って行ったんだ

見たら10万ドルって 書いて有って
通訳が 1枚と全部を言い間違った
みたいだけど

遥ちゃんの絵 200万付いたと
嬉しそうに話した
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