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第9章 由紀奈

高島が裸に成り　寝室へ　恵は高島を淫靡な目で見上げ
恵に覆いかぶさり　唇を重ね　舌を絡ませ合い　
豊かな乳房を　手の平で覆い　愛撫すると
目を閉じ　喘ぎ始めた　指は濡れた膣を蹂躙すると
愛液が腿に流れ　恵の手は休みなく肉茎を擦り続け
肉茎を　恵の膣に差し込むと　声を上げ

・・・中に・・いっぱい・・出して・・

腰を押し付けて来た　

肉のぶつかる音に合わせ　恵の喘ぎが重なる
疼きが腰から上がり　恵の膣奥深く注ぎ込んだ　

恵は抱き着いて来ると　声を上げ
硬直した
　

膣から肉茎を抜くと　白い物が流れ落ち　
それを綺麗にして　恵の頭を腕に乗せ　
荒い息を吐きだして　横になった

息を吹き返した恵が　

・・・・気持ち　良かった・・・・
・・・・お腹に当たった時　熱く成って・・・・
・・・・判らなくなった・・・・　　　と笑う　

肉茎を握り　加藤の話をして来た
高島が去った後　

・・・あんなの　聞いて居られない・・・
・・・あいつ　絶対許さない・・・
・・・仕事　邪魔してやろう・・・
水野と　話していたと　告げて来る　

それを聞いた高島は　天井を見つめ　
加藤と水野との事に　思いを巡らせていると
恵が立ち上がり　

・・・今度　お泊りしに来るね・・・

高島の口に　口を重ね部屋を出て行った

一人の部屋で　加藤の事を思案しながら
高島は何時の間にか　眠りに入っていた