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花狂い
第12章 光代
遥の絵が

ニューヨークで 高い評価を受け 
個展が、大成功に終わった事が
ニュースで流れると 遥のドキュメントを
公共放送が特集して TVで流された

恵がSNSで 遥の絵を扱ってると流したことが
瞬く間に 拡散し 山辺の許に連日
問い合わせが来るように成った、

5階から7階 階段踊り場に 遥の絵が飾られ
毎日の様に 売れて行く、
遥の母親から 山辺に電話が入り
通帳に多額のお金が振り込まれているがと
問い合わされ
遥の絵の代金と聞き 母親は受話器を 降ろした時
涙ぐんでいた、

古い機械を 持って帰って居た 
手島が 課長 出来ましたと持ってきた 
見てみると 新品の様に輝いている、
階段の踊り場に レジや 古い電話機 ラジオと
一つずつ展示をすると 話題と成り
見学するお客様が増え 僅かだが売り上げにもつながった様だ、

冬物の販売が 本格的に成り 
公園の緑が 薄く成り葉が色を変え始めたころ
お得意様への届と 挨拶を終え 店に戻ろう走らせていると
前の車が ふらりと動き 側溝を20メーター程
走って止まった 高島は車を後ろに止め
事故を起こした車に駆け寄り 
助手席の窓から 声を掛け
40代位の夫人が ハンドルに頭を乗せている
長い黒髪は 顔を隠し表情が見えない
助手席のドアには 鍵がかかっており
運転席のドアを 開けようとしたが
やはり鍵がかかっていた

運転席の窓を叩くと 夫人が頭を上げ
ドアのカギを外した、ドアを開け 大丈夫ですかと声を掛け
意識が戻らないのか 焦点の定まらない目をしていて、
高島は救急に電話して 場所を伝え、
夫人のシートベルトを外して 体を楽にさせ連絡先を聞く
救急車が到着し 夫人と話をして
救急が電話を掛けると 夫人を乗せ去って行った、

高島は聞いた連絡先に電話を入れると
電話に出た相手が 家政婦だと名乗り 
ご主人が手配してるので
車はそのままで良いと言われ 

事故を起こした車をそのままに 
店に戻った、
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