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ブルマー狩りの季節
第6章 柿谷早苗のブルマー【遊戯・一】
私は長いこと弄んでいた早苗の乳首から、人差指をその傍らに退けると、耳元で囁いた。

「早苗……”お遊戯”を、しようか……?」

然る後に、その“遊戯”のルールを説明した。

「いいかい、早苗……?これから先生が、早苗の右の乳首を転がしたら、早苗は“オマ×コ”、左の乳首を転がしたら“チ×ポ”って、言うんだ……」

早苗が恐怖に引き攣るその顔に、愕然とした表情を重ねた――きっとその下らない“遊戯”と、それを発案した私に、呆れ果てているのだろう。

しかし私は――そんな早苗を意に介さず――次には“遊戯”の『趣旨』について述べた。

「これはね、早苗が“オマ×コ”や“チ×ポ”って言葉を使えるようにするための、”お遊戯”なんだよ……」

ゆっくりとした口調で、私は尤もらしく、語る。

「勿論、普段なら“オマ×コ”や“チ×ポ”なんて言葉、恥ずかしくて言えない。だけど、乳首を転がされて感じたその直後だったら、恥ずかしい言葉も多少は言い易くなるだろう?」

そこで私は、その先の説明を進める前に、早苗に確認した。

「早苗は乳首を転がさると、とっても感じるんだろう?……どうやら早苗の乳首はとっても敏感で、とってもエッチみたいだからな……?」

途端、早苗が俯かせていた顔を上げて――尤も、早苗の右肩に顔を乗せている私のほうには、向けられないようだったが――真っ直ぐ前を見た。

然る後に早苗は掠れた声で――しかし鋭い語気で、言葉を返した。

「私、感じてなんか、いませんっ……」

しかし私は空かさず――早苗と違って平然と、こう聞き返した。

「じゃあ、どうして早苗の乳首は、今でもビンビンに勃っているのかな……?」

この時、もしかすれば早苗は――私が愛撫を中断してから相応の時間が経過しているにも拘らず――依然として激しく勃起している自身の乳首を、自覚していなかったのかも知れない。

そこで改めて俯いて、自身の乳首に目を遣った早苗は、少なからず驚愕の表情を、その張り詰めた顔に漂わせた。

そして早苗は言葉を失った挙げ句沈黙して、私はやはり尤もらしい口調で、『趣旨』の説明を再開する。

「乳首を転がされて感じたら、きっと早苗だって『私ってスケベな女の子』って、素直にそう思える……そう思えたら“オマ×コ”や“チ×ポ”だって、きっと自然と口にすることが出来る筈だ……」
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