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ブルマー狩りの季節
第7章 柿谷早苗のブルマー【遊戯・二】
私は――乳首への愛撫を継続しつつ――意味有りげな口ぶりで、早苗の耳元で囁いた。

「早苗、先生は知ってるんだぞ……?」

その後、『”何”を知っているのか』――つまるところ私がそれまでに学んだ、早苗の乳首への効果的な愛撫を、研究発表よろしく早苗に披露した。

私はまず、乳輪よりやや内側で人差指の先をゆっくりと滑らせて、そうやって勃起した乳首の周囲をそっと撫でながら、得意気に語った。

「早苗は、こんな感じで乳首の周りを、そーーーっと撫でられると、ゾクゾクするんだよな?……でも、ゾクゾクするけど、“エッチな声”は出そうで出ない……」

実のところその時の早苗は――その瞼は辛うじて閉じていながらも――太い眉毛はいつもより上に移って、その目は今にも開きそうだった。

睫毛は小刻みに揺れていて、睫毛に合わせたように細かく震えている唇は、いつしか大きく開いている。

しかし、例え大きく開いていても、その唇から溢れ出すのは熱の籠った「ハァァァァ」という吐息ばかりで、“エッチな声”は出なかった。

私はそんな早苗の、少しばかり間の抜けた顔つきを横から眺めつつ――なおも乳首の周囲をそっと撫でながら――早苗に聞いた。

「早苗……今、辛いだろう?……“エッチな声”が出そうで出ない今の状態が、ゾクゾクするほど気持ちいい反面、まるで“生殺し”にされているようで、とっても辛いだろう?」

早苗は無言で、何も答えない――私は続けた。

「だから早苗は今、『“エッチな声”を出したいっ!“エッチな声”を出せるだけの快感が、欲しいっ』って、そう思ってるんじゃないのか……?」

そこで私はもう一度、「先生は知ってるんだぞ……?」と言って、それから続けた。

「早苗はこんな風に、乳首の周りをじりじりと撫でられて、そうやってタップリ焦らされた後で、乳首をコロっ、と転がされると、すっごく気持ちいいんだよな?……すっごく気持ちいいから、身体がびくんっ、と震えて、“エッチな声”が出るんだよな……?」

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