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2000文字の官能空間にようこそ
第6章 女優
 還暦を過ぎても沢田の勢力は衰えることがなかった。たださすがに精液を放出した後は、回復のために時間はかる。その時間ですら沢田は幸恵を弄ぶ。
「お前、何人の男と寝た?」
「……」
「ここには俺とお前だけだ。それにお前が寝た男の話なんて、俺が外で話すことなんて絶対にない。俺は変態かもしれないが異常者ではない。言え、何人の男と寝た?」
「絶対に言わないでくださいね」
「安心しろ。誰にも言わない」
「五人」
 小さな声だった。
「五人か、ふん、まぁいいさ」
「……」
「おい、犬になれ」
 沢田のいつものパターン。正常位で幸恵の中で出した後は、幸恵のバックから突いて果てる。不承不承幸恵は沢田の命令に従う。ぱちんと沢田が幸恵の尻を叩いた。
「やめて」
「いい眺めだな。女優の尻の穴が丸見えだ。お前を抱いた五人の男はここに入れたか?」
「ダメ!」
 沢田が幸恵のアナルを指で突いたのだ。幸恵はそれを強く拒否した。
「まぁ、いつかいただくさお前のけつの穴。ははは。それにしても女優のまんこも匂うんだな。お前臭いぞ」
 沢田は幸恵のまんこに鼻先を近づけてそういった。
「いやだ」
「スケベの証拠だ、この匂いは」
「恥ずかしい」
 沢田は挿入するため幸恵の腰を掴んだ。四十二とは思えない綺麗な体の線、そしてくびれを幸恵は持っていた。沢田が愛しているのは幸恵ではなく女優の美しい体なのだ。
 硬くなった肉棒の先を幸恵のまんこ穴に当てる。ピクリと幸恵の腰が動いた。秘穴から垂れてくる幸恵のまんこ汁を沢田は亀頭にたっぷり付けた。
 肉茎を掴んで沢田は亀頭を幸恵のまんこ穴に入れた。
「うっ」
「いいね、お前のその喘ぎ。それが演技でないことを願いたいね」
「……ううっ」
 沢田が肉棒の根元まで幸恵のまんこに挿入した。
 根元まで肉棒を挿し込むと、幸恵を抱え込むようにして沢田は両腕を幸恵の下腹部に回した。沢田はそうしながら幸恵の背中に体を被せた。それはまさに雄犬と雌犬の交尾のようであった。
 沢田は雄犬を真似て腰を動かし始めた。盛りの付いた雄犬のような激しさはなかったが、沢田は初老の男独特のねちっこさで幸恵のまんこを突いた。
「いい匂いがする」
 沢田は顔を幸恵のうなじに埋めてそう言った。
「おい、女優」
「……」
「お前に台詞をやる。まんこと言え」
「……言えません。許して」
「言え!」
「おまんこ」
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